~運命の日~

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ジェームズとリリーの間には子供が生まれた。 名前はハリー。 名付け親はシリウス。 暗黒の時代…… ヴォルデモートによって脅かされている時代。 ハリーはその時代に生まれる。 トレローニーという予言者が、ある予言をした。 【闇の帝王を打ち破る力を持った者が近づいている……七つ目の月が死ぬ時、帝王に三度抗った者たちに生まれる……そして闇の帝王は、その者を自分に比肩する者として印すであろう。しかし彼は、闇の帝王の知らぬ力を持つであろう……一方が他方の手にかかって死ねばならぬ。なんとなれば、一方が生きるかぎり、他方は生きられぬ……闇の帝王を打ち破る力を持った者が、七つ目の月が死ぬときに生まれるであろう……。】 と……。 その予言に当てはまる者は2人いた。 リリーとジェームズの子供の ハリー・ポッター。 そして フランク・ロングボトムとアリス・ロングボトムの間に生まれた子供の ネビル・ロングボトム。 ヴォルデモートは選んだ。 他ならぬ…… 親友の子供…… ハリーを!!
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