3話 最悪な条件

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目を開くと優しく微笑む藤井一茶がいた。 あたしはホッとして涙がこぼれた。 愛『こっ…わか…ったよ…グス…こわ…か…』 気が付くと藤井一茶に抱きついてた。 一『よしよし…』 そぉ言いながら頭をなでてくれた。 どのぐらい泣いただろう… 我に返ったあたし。 愛『あっ…ごめんなさい』 一『別に…ってか、お前胸でかいんだな。何カップ??』 愛『えっと…Eカップ…って…』 えっ!? 忘れてた!! あたし服を破られたんだった!! 愛『ぎゃっ!!恥ずかしい』 慌てて隠すがすでに遅かった。 ニコッと笑った藤井一茶が近づいてくる。 パサッ… 一『これ着とけ』 藤井一茶が着てた上着を貸してくれた。 愛『うきゃあ!!』 藤井一茶に抱っこされた。 …いわゆるお姫様抱っこってやつ… 愛『重いから降ろして!?』 一『黙ってないと口塞ぐよ??』 ニヤリと笑ったが目は本気だった。 愛『はい!!』 黙って言う事を聞いた。
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