4月、始まりの日①

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まさかこいつがうちの店の店員になろうとは💦 夢にも思っていなかった オノリに私は毎回振り回されて来たのでまた苦悩の日々かと思うと先が思いやられる💦 しかし、親戚の頼みを断るわけには行かないから仕方ない オノリは不器用でさらにおっちょこちょいだからかなり不安だがまぁ、人懐っこさが唯一の救いだろう 「オノリ、開店日に早速遅刻とはいい度胸だな」 と私が軽く怒った風にはなすと 「いいじゃんいいじゃん一回くらい幼なじみだし少しは目つむってよ✋」 と全く詫びる気無し こいつのリズムに私はついていけない 「次遅刻したらクビだからな」と私が強くいっても 「ハァーイ✋」 と軽すぎる💦 ダメだ、全くうちを店長とは思っちゃいない 戒めに軽く頭を叩いたら 「何すんのよー」 と私の腹部めがけて正拳突き しかも手加減無し
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