989人が本棚に入れています
本棚に追加
/782ページ
「ありがとう。お祖母さまの宝物、今からは私の宝物だわ!」
マグノリアは嬉しそうに言った。
「マグノリア…元気でね。これから起きる楽しい事も辛い事も全部あなたの糧になるわ。全ての事に意味があるのよ。…遠くからずっとあなたの幸せを祈り応援し続けるから…場所は変われど空は繋がっているわ♪マグノリアがエドワードの国で眺める太陽と私がここから眺める太陽は同じ太陽よ!…何か有ったら空を見上げて私を思い出して頂戴ね。」
「お祖母さま…これからもずっとずっとずっと大好きよ!…本当にありがとう…」
そう言ってお祖母さまの頬にキスをしたマグノリアの瞳からは一筋の涙が流れていた。
最初のコメントを投稿しよう!