й…お祖母さまから…й

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マグノリアはお祖母さまの部屋を出てスグにコンパクトを開けてみた。 中には綺麗なパフとその下にいい香りの白粉が入っていた。 鏡の部分はピカピカでとても昔の物とは思えない綺麗さだった。   『…お祖母さま…大切に使ってきたのね…それにしてもこの香り…私の好きな香りだわ♪最近もどこかで薫っていた気がするけど…どこで嗅いだのかしら?』 マグノリアは思い出せずにいた。 思い出そうと考えながら廊下を歩いてバルコニーの側まで来るとカーテンが風に揺れていた。   「あらっ…窓が開いてる?」 窓を閉めようと窓に近付いたマグノリアはドキッとした。
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