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「はは、私の勝ちだな、今計算してみたアクシズの一部は地球の重力に引かれて落ちる…貴様らの頑張りすぎだ！！」
すでに戦闘によってコクピットブロックのみになってしまった赤いMSの中で黄金色のパイロットスーツを着た初老の男性が声を荒げた
その球体を掴む白と黒の塗装が施され、戦闘によって武装すべてを失ったMS…νガンダムから接触回線によりそれに反発する声が響く
「ふざけるな、たかが石ころ一つ…ガンダムで押し返してやる！！」
白いパイロットスーツを着込んだ初老に差し掛かっている男性がそれに反論した
その声の直後、ガンダムはバーニアから閃光を放ちながら、すでに大気圏へと突入を始めているアクシズに取りついた
全ての発端である男の入っているコクピットブロックをアクシズに押し付けるのも忘れてはいなかった
「馬鹿な事はやめろ！！」
「νガンダムは伊達じゃない！！」
持てる力をバーニアに回し全力起動させ、溢れる閃光は輝きを増す…それに加えてガンダムの周りからは美しい緑の光が放たれ始めていた
それとまったくの同刻にアクシズから少し離れた宙域でメガ粒子の美しい光が迸り、緑の一つ目の巨人…MS【ギラドーガ】を貫き、爆破の閃光が煌めいた
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