380人が本棚に入れています
本棚に追加
「そーゆーわけじゃないですけど」
村田の顔を見ながらひきぎみに話す。
「うわぁ。純粋だ♪汚したいな♪」
にやけながら村田が俺をぐっと抱き寄せる。
男になんて抱き寄せられたくねぇ!!出来れば女の子に抱き着かれたいよ…。
しかも汚したいなって変態かよ!?確かに俺チェリーだよ?
でもやだよ!!初めてが男なんて。
「汚したいなとか変態。男に抱き寄せられたくない」
きっぱり本音を言う俺。ちょっとカッコイイんじゃない!?
「やだなぁ、照れちゃって」
いやいや、照れてないですっ!全力で否定するよ!
「いや、照れてない。つか暗いとこ行ってないですか?」
どんどん人気のない所に行ってる気がする…いや、確実にだっ。
「きのせいだよ。それより俺と付き合おうよ」
村田が顔を近付けてくる。こいつ俺って分かった途端きっと気絶するぞ。
2年半くらい目さまさないな。
てか手が尻に…撫で回してる。気持ち悪いよぉ~ジョセフィーヌ
「やだっ!!気持ち悪い」
「そのうち気持ち良くなるよ~。もう襲っちゃお」
ぎぃやあぁぁぁ!!
いーやーだぁぁぁあ!!
最初のコメントを投稿しよう!