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村田が俺に顔を近付けてくる。
これは…絶対キスされる！！回避しなくてはっ。
足に力をこめる。
魂心の一撃を見せてやる！！見てろ！？こんのヤリ〇ン！
「必殺急所蹴り！！」
村田の急所に向かって思いきり蹴り上げる。
「いっっってぇー」
急所を抑えしゃがみ込む村田。
「俺は男だ！！勘違いすんなよ！！」
罵声を浴びせ、今度は回し蹴りを食らわす。
倒れ込む村田をよそに俺は爽快と駆けていった。
村田が本当に気付いてないことにものすごくショックだった俺。
はぁ…なんでイケメンじゃないんだよ！？
俺もモテたい！！彼女高校生で欲しかった…。
でも高校で出来るのは彼氏だけだよ！！
可能性あるの！！
ありえない…ありえないよ。
俺男色家じゃねぇし。普通に女の子好きだし…キスとかも女の子としたいし…。
誰だ！！俺の青春取り上げたの！！
あっ…学園長だ。
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