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「うわあぁぁぁ・・・」
俺は、ガバッと勢いよく起き上がった。
身体中はものすごい汗をかいていた。
夢か・・・・・
それにしても、嫌な夢だった。
冷静になって、周りを見てみるが、これといってなにもない。
あるとしても、ちょっとした生活に必要最低限の家具しかない。
「お目覚めですか?」
貧乏そうな服を着た少女は何かを持ちながら、にっこりと微笑んでくる。
「今さっき起きたとこだ。」
「そうですか・・・」
俺の体には包帯がグルグル巻かれていた。
背中にとてつもない痛みが走っている。
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