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美佳はスカートの丈も短くなく、髪の毛も黒髪だった。
外見からはヤンキー達と関わりを持っているとは思え無かった。
なんで、美佳がヤンキーとつるんでるの?
目眩がした。
「おい。お前。もう俺に変な態度とるなよ。」
「はい。すみませんでした。」
絞り出すように返事をするのが精一杯だった。
「弘樹さん。お待たせしました。」
真面目そうな青年が弘樹にお金を渡していた。
「弘樹さん、これどうぞ。」
違う青年は菓子パンを弘樹に差し出す。
異様な光景だが、誰もそれを指摘しない。
と言うより見てみぬふりをしている。
おかしい。
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