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「そんなに堅くならないで。今日から一緒に暮らすわけだし。ね?」
そんな風に優しい声であたしにそういった彼。
「っあ!!あとここに暮らしてるのは後2人。
どっちも男なんだけど…」
誠治くんは優しくて、纏う空気は安心する物だった。
そんなことをしていると、外からやけに賑やかな声。
〔今日の海はよかったね~絶好の素潜り日和ってやつ?〕
〔潜らずに、浜辺で焼いてたやつがなに言ってんだよ。〕
……………
―‐――ガラガラッ
「「ばぁちゃんただいま」」
これまた綺麗な顔をした男の人がドアを開けた。
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