九州帝国学園高等部

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「いや、ただ何時に家を出れば間に合うのか忘れちまってたんだ」 「忘れてたって、一時間も遅刻するか!?普通」 遠いんだから仕方ない。 俺の家は電車使って一時間もかかるのだ。 「まぁいい、それで“例の物”は持ってこれたか?」 「もちのろん!持ってきましたぜ」 「よっしゃ!じゃ、また放課後な」 放課後、俺たち二人は高等部の一年生の教室へ向かった。 教室の中には色白で少し小さい男が友達と仲良く話をしていた。 俺はそいつに声をかけた。
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