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真月家の当主は俺の前に立ち、上から下まで俺を一瞥してからまた、俺と視線を合わす。
「俺は真月家の当主、真月翼(シンゲツ ツバサ)だ」
「若当主様…宜しくお願いいたします」
俺は若当主様に頭を下げれば若当主様は少し驚きの表情を浮かべた後に俺の頭を撫でる。
「若当主様?」
「千尋、お前は今日から俺専属のメイドだ…分かったな?」
「承知致しました」
いきなりだったが若当主の命とあれば守らなければならないので素直に従う。
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