永遠に…Ⅱ叶わない恋

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『だって私の事本当に愛してるからこそ、こんな事したんだよ＾＾それに私は彼無しじゃ生きて行けないだ…。』

そう堂々と言った山本が、少し羨ましく感じた。

俺もそれぐらい堂々と言えたらな…。

でも、どうせ桜は俺の事なんか何とも思ってない…。

家族で良かった。

だって一番桜の近くに居れる。

家族じゃなきゃ良かった。

だって俺と桜じゃ“恋人”にはなれない。

俺の頭の中は沢山矛盾している。