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そして夕御飯の時間になり、翔太もリビングに来た。 「翔太、桜とケンカでもしたか?」 お父さんが聞いてきた。 「別に…。」 素っ気なく答える翔太に、私は悲しくなった。 「私、お母さん達が若い頃の写真見たいな♪」 それ以上そんな話をしたくなくて、私はとっさに話を変えた。 「急にどうしたの??」 「何となく思っただけだよ^^」 「写真なら寝室にあるんじゃないか?」 「じゃあ、ご飯食べたら探してくる^^」 実際写真何て、どうでも良かった…。 ただその場をしのぐ為に言っただけ。
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