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学校に着いた。 由美はさっきの事がなかったように、いつも通りに話し掛けてくる。 そして授業が始まった。 だけど内容なんか頭に全く入らず、桜の事ばかり考えていた。 1時目が終わった休み時間。 「由美!!俺早退するから。先生に何か言っといて!!」 「分かった♪」 俺は桜が心配で家に戻った。 桜は部屋で寝ていた。 額に手をあてると、まだ熱はあった。 俺は桜に熱冷まシートを貼った。
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