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この日まで学校なんて退屈だしどうでも良いと思っていた。
しかし由衣と出会えた事で学校が楽しく思えた
―ある日―
LHR(ロングホームルーム)の時間で一週間後に迫った球技大会(平たく言えば体育祭)で何に出るかの話をしていた
『なぁ昴…何に出る?』
話かけてきたのは徹だ。今更になるが徹とは学校に居る間ずっと一緒にいた親友的存在だ
『バレーで良いんじゃない?ダルいし…』
球技大会って名前なのにバレー、ソフトボール、バスケットの三種目しかない
『そうだな…でも人足りないぜ?』
徹も俺の意見に納得した。と言うか徹は人任せな性格だ
人数が少ないのはうちのクラスは数年前までは女子専用の学科だった為に男子が極端に少ない。
そのせいで隣の普通科から借りる事となる
『じゃぁ俺と徹と…隣のクラスの裕也と直樹で良いんじゃね?』
このメンバーは良く遊ぶメンバーだ。しかしみんな運動は全く出来なぃ
動けるのは俺のみ
まぁどうせすぐ負けるつもりなのだから関係ない。
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