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結局俺達のチームは何も練習しないまま球技大会が始まった
初戦…三年生と対決
もちろん三年生圧勝!!
負けたのだから試合はもうない
暇になった俺と裕也は体育館の二階へ上がり時間を潰していた。
『なぁ昴…暇だから女子の応援でもしてない？』
だるいと思いながらも重い腰を上げて見たら由衣と桜乃のチームが勝ち進んでいた。
『…嘘だろ(汗)…女子スゲェ!!』
『昴!!ほら!!桜乃が頑張ってる♪』
『…由衣…スゲェ…』
正直この時、俺は裕也の話なんて聞いちゃいなかった。
俺達二人はこの後女子の試合が終わるまで騒ぎまくりながら応援をしていたが俺は由衣の事しか目に写らなかった。
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