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―球技大会終了後の放課後―
由衣達のクラスでは優勝祝いで騒いでいた。
クラスで優勝した事が余程嬉しかったのか裕也は部活中の俺を連れて
『ほら昴も一緒に優勝祝い♪』
『え？ちょ…裕也…俺だけクラス違うんだけど？』
『気にすんなよ♪どうせ残ってんの優勝したチームとウチラのチームだけだから♪』
教室に行き良く見ると確にそうだ。
『あれ？でも徹が居ないじゃん…』
『あいつは帰るって!!どうせ彼女のとこだろ？俺と昴…彼女居ない同士騒ごうよ』
理由はどうであれ俺は由衣と少しでも一緒に居れた事が嬉しかった。
しかし俺と由衣は一言も言葉を交さずに裕也と桜乃の騒ぎっぷりを静かにに眺めているだけで何もしないままその日は帰宅してしまった…
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