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フ・ミ「「はぁ…はぁ……」」
ア「二人は何か疲れてるみたいだから先にオイラから測るね?」
数分後。顔を赤くしながら息を切らせてぐったりしてる2人を尻目に、彩夏はニコニコと満面の笑顔で測定を進める。
彩夏……恐ろしいヤツ……
ア「はい、イチロー君っ!」
ソ「……ん?」
彩夏はメジャーを拾い、俺に渡してくる。
ア「測定お願いね?」
ソ「えっ……?俺ッ!?有佳里がいるだろ!?」
ア「オイラはイチロー君にしてほしいんだよー!…………優しくしてね?」
ソ「100歩譲って測るとして何故、顔を赤くする」
ア「細かいことは気にしなーい!それとも手で直に測ってくれるの?」
ソ「慎んでメジャーで測定させて頂きます」
俺はすぐに彩夏の後ろに回り込み、メジャーを構える。
ちくしょう……何で俺がこんな……てか、水着だからこんな近付くと妙にドキドキするじゃないか。
べ、別に下心がある訳じゃないからな!?
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