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ガラガラ―…
教室のドアを開けると私はある一点を見つめた…
??:「あッッ!!アリス,お帰り!!遅かったね」
誰だろ…私の机に座っている
私はゆっくりその人に近付いた…
そして…また固まってしまった
彩凛鈴:「ね……猫の…コスプレ好きなんですか…??」
私の第一声はコレだった…
見た目はちょっと長めの紫色の髪の毛…頭に同じ色の猫耳,長い尻尾…左目には眼帯,服はボーダー柄のTシャツにラフな黒いズボン…
知り合いでは…絶対ない!!
??:「アハハッッ!!アリスは面白い事言うね♪僕はコスプレ好きじゃなくて,本物の猫だよ!!!紹介が遅れたね…僕の名前はチェシャ猫だよ」
彩凛鈴:「チェ……シャ猫??不思議の国の??」
チェシャ猫:「僕のこと知ってるじゃぁん♪そうだよ!!不思議の国の住人さ♪」
彩凛鈴:「(私…何かヤバイ人に会ってしまった気がする…不思議の国??チェシャ猫??……そんなの現実にある訳無いじゃない!!!)」
と,心の中で思っていたら…
チェシャ猫:「失礼な!!僕は変人じゃないよ♪まぁ…信じられないのは当たり前か!!人間達は物語にしか不思議の国は存在しないと思ってるからね♪」
彩凛鈴:「な…なんで,私の思った事分かるのよ!!!」
これって……夢??
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