219人が本棚に入れています
本棚に追加
10分後
山頂付近の広場に着いた俺達は…
疲れ果てていた
「なんで…いつの間にか…競走になっ…てるんだよ…一樹…」
「いやいや…退屈な…移動…の時間を…少しでも楽し…んで…貰おうと言う…優しさ…だろ…」
俺の隣で倒れてるのが
田島直樹(11)
俺の親友で信也の兄貴
運動神経が良くて勉強も出来る
しかも俺よりちょっとだけかっこいい…
ちょっとだけだぞ!
クラスの女子が直樹の事を好きだって言ってるのを良く耳にする
きっと…葵も…
考えてる間に追い付いて来た葵と信也も加わり、少しくだらない話をしながら体力の回復を待って、俺達は立ち上がった
さぁ、遊ぼう!
最初のコメントを投稿しよう!