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「流ちゃん達、本当に行っちゃったわね」
「本当にいいの?流斗で?
涼ちゃん、あんなに可愛くなったのに」
「いいのよ。
生まれた時からの約束だしね。
それに、
流ちゃんだってかなりかっこよくなったから、
お似合いよ」
「そうね。
涼ちゃんは自分の気持ちに気付いてると思うから、
あとは、流斗次第ね」
「そうね」
母さん達は、
2階に行った俺たちを見ながら、
こんな話しをしていた。
もちろん、
この会話を俺は知るよしも無かった。
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