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それからも、
何度かその女性の声は聞こえてきたけど、
誰の声なのかわからなかった。
雑誌や漫画を読みながらさっき聞こえた声の事を考えていると、
ピンポーン
家のチャイムがなった。
誰か来たみたいだけど、
母さんに任せておこう。
「流斗、
ちょっと下りて来なさい」
なんだろ?
俺に用事なのかな?
俺は、
すぐ階段を下り玄関に向かった。
「流ちゃん、久しぶりだね。
私の事覚えてる?」
玄関には、
さっき聞こえた声の人が立っていた。
覚えてるって…。
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