~彼の過去~

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次の日の部活 幸喜「ょっ!!さち。ウォーミングアップかぁ?? 一緒に少し走るかぁ!!」 さち「幸喜君!!ぅん。さち長距離苦手だからかなりゆっくり走るケドね。」 幸喜「了解!!よしグランドまず3週くらいだなぁ。」 さち「ぉぅ!!」 走り中 さち「ねぇ。すごぃ聞きたいことあったんだケド聞いてもイイかなぁ。」 幸喜「なんだぁ??イイょ。なんでも聞いてくれよ。答える範囲でなら答えまっせぇ。」 さち「あんね…クラスの自己紹介の時に虹を見るのが好きって言ったじゃん。たしかにさちも虹見たら嬉しいし好きだケド自己紹介の時に言うくらいだからなんか分けありで好きなのかなって思ってさぁ。」 幸喜「ぁ~そのことかぁ。」 さち「答えたくなかったら全然イイんだケドねぇ。」 幸喜「なんでかってのは…実は俺母ちゃん死んじゃってもぅいないんだ。俺が10歳の時によくわかんなぃケド重い病気にかかってずっと入院生活してたんだ。俺が12その時母ちゃんもぅ長くて1ヶ月って告知された。俺はそのことはしらずにお見舞いに行ってたんだケド…ある日俺の目の前で血吐いて苦しみだしたんだぁ。俺パニックになって親父に外に連れ出されたんだ。」
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