第一幕

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第一幕

――(cell)生きる事は能動的であるか否かについて。 舞台袖から顔だけ出しぽつりと呟く。 ――(cell)いいえ、能動的(受動的)であるわ! 今度はぱっと舞台袖から飛び出し客席上段を睨みつつ力強く言う。 間 ――(cell)だからどっちなの? ――(cell)えっ? 間、そして暗転。 ――(cell)アンペアが足りないみたいね、この議論をするには。ブレーカーが落ちたのよ、ようは。(許容範囲を超えているのね) ――(cell)そんなに難しいこと?(いいえ単純!) ――(cell)だけど単純だからこそ(難しい...そういうことなのね!) ――(cell)そして私一本では計算しきれない、単純だからこそ。 間 ――(cell)奇妙がせりあがってしまう。(奇妙がせりあがってしまう。)
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