序章

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「お父さん、安全運転してよ!」 「悪かったな、ちょっとスピード出し過ぎてたかな」 「お父さんもおりこうにしないとダメじゃないか」 「はいはい」 プルループルルー 携帯が鳴りだした。 妻だった。 「どうした清花?」 「今日は何時に帰って来るの?」 「そうだなぁー、7時までには大丈夫そうだ」 信号が青に変わり車を走らせた。 その時、 ドーン 信号無視したトラックが私の車をはねたのだった。
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