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シルバはボアウルフの突進の目の前に走っていき、槍を地面に刺しながら、それを軸とし、棒高跳びの要領でボアウルフの突進をよけた。
ボアウルフの後ろに着地。
ボアウルフは停止せず、軽く回り込みながらまたこちらに向かって突進してくる。
「………正面衝突は嫌いじゃないが、あの巨体を押しとどめる事となると“以前”はともかく、今にかぎっては出来ないよな………」
シルバは横に飛び出し、ボアウルフの突進をよける。
手をつきながら、半身を回転させ体制を整える。
「多分眉間が弱いと思うんだが………。よし!物は試しだ!」
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