神姫のお巡りさん

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10分後、リペイント天使型と悪魔型の警官がやってきた。 「地元警察の者ですー。犯人引き取りにきましたー」 「犯人 何処?」 見ない顔だ。どうやら新人だろう。 「あ、こいつらですねぇ。後はお任せくださーい。(ネモ、さっさとやるわよ)」 天使型の警官が馴れた手付きでパトカーに犯人2人を押し込む。悪魔型の警官はパンクしたフィアットのタイヤを交換してパトカーに牽引ロープで繋いでいる。 「それではっ、我々はこれで」 バタン、ブオォォォ… 敬礼すると、ドアを閉め足早に走り去るパトカー。 「やれやれ。修理に戻るか」 「ハッちゃーん、さっきの警官新人さんかな~?見ない顔だったよねー」 「そういえばそうね」 ピーピーピー、ピーピーピー… 無線が鳴った。ハイアットが無線を取る。
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