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夕食が終わり、静まり返る○○宅。
萌が食器の後片付けをする音だけが聞こえていた。
重い沈黙。麗は俯き、瑠依は少し怒っている様だ。
「おまたせ。瑠依。話しって何かな?」
食器を片付け終えた萌がリビングへ来た。
「萌、とりあえず座るです。」
瑠依は、萌に座る様に言い、萌もそれに従う。
「瑠依。それで話しってなぁに?」
椅子に座った萌が瑠依の顔を見て聞いた。
「今日、瑠依と麗で学校からの帰り道で、○○と萌が一緒に居るの見たです。」
瑠依は落ち着いた口調で話し出した。
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