麗の場合

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「えっ………」 〇〇と萌は困惑した顔して顔を見合わせる。 「瑠依見たですからね。 麗も見たですからぁ。」 顔を見合わせた二人が気にくわないのか、瑠依がまくしたてる。 「た…たまたま会って話してただけだよ…。」 〇〇は、苦しい言い訳をする。 「ま…〇〇クン…。 ボク見ちゃったんだ… 萌と〇〇クンがキスしてるの…」 顔を上げた麗が俯きながら言った。 「れ…麗…。ち…違うのあれは…」 萌が麗に何かを言おうとするが、 「何が違うですか麗。 〇〇も〇〇ですよ。」 瑠依が少しヒステリックに声を荒げ、萌の言葉を遮った。
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