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「瑠依…麗。俺達の話は聞いていたのか?」
〇〇が瑠依に、珍しく真顔で聞く。
「話は聞こえなかったですけどぉ…」
〇〇が珍しく真顔になっている事に気圧されたのか、瑠依が少し言葉を濁らせる。
「じゃあどんな話をしてたの?
イヤらしい会話でもしてたの?キスなんてしてさ…。」
麗が顔を上げて、少し涙を浮かべて言った。
ぱちん
その時、萌が麗の左頬にビンタをした。
「なんだよぉ…萌のばかぁ…」
麗はそう言うとリビングを飛び出した。
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