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「おいっ、麗…。」
〇〇は麗を引き止めようと声を掛けたが、麗は止まらず、そのまま自分の部屋の方へと走っていった。
「萌。たたいちゃダメです。
ちゃんと麗にあやまるです。」
瑠依が萌に言った。
「そうだよね…。何してんだろ…。」
萌はそう呟くと麗の部屋の方へと歩きだした。
「なんだ…よ…。
萌のばか…。
〇〇クンとコソコソして…。」
麗は自分の部屋で泣いていた。
自分の知らない所で、〇〇と萌が自分達に隠し事をする様な態度を取ったり、キスをしていたのが悔しかった。
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