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リビングのテーブルを囲む椅子に座った四人。
萌がまず口を開いた。
「麗……。さっきは叩いたりしてごめんね…。」
麗にそう言って頭を下げている萌。
「萌…。ボクの方こそごめんなさい…。
言い過ぎちゃって…。」
麗も萌に謝った。
「今日、お兄ちゃんとは話したんだけど…」
そして、萌が言いにくそうに話しだした。
「何の話しですか?
ちゃんと瑠依にも聞かせて欲しいですぅ。」
瑠依が身を乗り出して、萌に詰め寄る。
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