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｢ハゲー･チマータは極悪な能力を持ってるんだよ!｣
｢能力?｣
｢うにゃ!ハゲー･チマータは『名も無き命の歌声』という必殺技を持ってるにゃ!!｣
｢必殺技!?｣
必殺技持ってんの!?
さすがはハゲー･チマータ!!伊達に幹部はやっていないという訳か!!
相変わらず意味が分からないネーミングだけど!!
｢でね､その必殺技に当たると……｣
｢あ!!今やるでござる!!｣
『……我を見守る太陽よ､大地よ……今こそ我に力を……!!聞け……名も無き命の歌声……!!』
セリフだけならダークヒーローみたいだな､名前はハゲー･チマータだけど!!
……そしてハゲー･チマータは変なビームっぽいのを出した､頭から｡
それ､ただのハゲの頭が光ってるだけじゃねーか!!全国のオッサンに謝れ!!
すみませんでしたあああぁぁ!!!
｢あ!!危ない!!避けてにゃん子!!｣
にゃん子!?
『にゃん!?危ないにゃん!!』
どうやら避けたらしい､ぶっちぎりで緊張感が無いな｡
『うにゃぁ!?こんな所にヅラが!!』
何ぃ!?ヅラだと!?
｢あれがハゲー･チマータの恐ろしさなんだよ!!｣
｢あの必殺技に当たるとヅラになってしまうのですよ～｣
マジで!?凄い必殺技だな!!
ヅラじゃない!!カツラだあああああぁぁぁ!!!!!
って叫びたい､そしてハゲー･チマータにアッパーを喰らわせたい｡
何も攘夷がjoy!!って言う訳ではない｡
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