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……あれ……何だ……この感覚は……。
暖かくて……柔らかくて……何かに包まれてる感じだ……。
……この感覚……俺は知っている、いや誰でも知っているだろう。
そう、母さんに抱っこされている……そんな感覚だ。
……あれ?ちょっと待て、俺って確か浴室でくたばったんじゃなかったっけ?
『浩二は意識不明の中……』
おい何だこのナレーションは、勝手なこと言ってないで止めろ。
『母親の愛を知るのであった……』
聞けよハゲ。
ってかこれギャグカテゴリーじゃ……何でこんなシリアス(笑)みたいになってんだ?作者呼んでこい。
『どうも~作者です』
よし、帰れ!
『(=°ω°=)……』
……えーと、とにかく俺はどうなっているんだ?
浴室で鈴さんにフルニャッコされそうになって驚きのあまり飛び上がったら天井に頭をぶつけて湯船にどぼーん、そして髭天使がやってきた……で、今この状態か。
全く……今日は何ていう日だ、命がいくつあっても足りねぇ。
取り敢えず、あの5人衆は俺のメイドらしい、多分。
『浩二は泣いた』
泣いてねーよ、ってかまだ居たのか。
『そしてお母さーんと叫んだ』
作者ああああああぁぁぁ!!!
『(=°ω°=)ニャーン』
帰れえええぇぇ!!!
……ん!?何か……声が聞こえてきたぞ?
……違う……泣き声?
誰の声だ……?
……うわ!?急に辺りが光って……!?
『こうして浩二は妖の胸に……』
自重しろ作者あああああぁぁ!!
『(=°ω°=)ジチョウッテナニ?』
ひっぱたくぞこの作者!!!
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