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「ご主人!!目を覚まして!!」
「っ!?は、はいいいぃぃ!!?」
……あ、あれ?俺……。
「ご、ご主人……!」
……痛っ!!頭が痛い……えーと……俺は……って!?
「ご主人が目を覚ましたぁ!!」
な!?よ、妖さん!?
「よかった……よかったぁ……」
ちょっと待て、これ何てフラグだ?
そのけしからん胸は核兵器だ、フルニャッコ決定じゃねーか!!
……ってか何で妖さん……泣いてるんだ……?
「ご主人……ご主人……」
ってうお!?き、急に力が……!!
「よ、妖さん……!!く、苦しいです……!!」
「っ!?あ……も、申し訳ないでござる!!」
はぁ……はぁ……危なかった……胸で人生終わる所だった、終わってみたかったのはここだけの秘密だ。
いやキョヌーに挟まれて死ぬのは男の夢だろ、夢あるぜ!!
俺はヒンヌー派だけどな!!後悔もしていないし反省もしていない!!
「よかったでござる……目を覚ましてくれて……」
妖さーん、その表情は反則だと思いまーす。
ってか忍者って情に流されてはいけなかったんじゃなかったっけ……?
……どうでもいいかそんなの。
「妖さん……俺はもう大丈夫ですから……そんなに泣かないでくださいよ」
「……ご主人……」
「妖さん……」
……ん!?何か変な雰囲気になってないか!?
作者ああああああぁぁぁ!!
『(=°ω°=)ニャーン』
今すぐ帰れえええぇぇ!!
『(=°ω°=)ナミダメ』
全く……どこのエロゲだこの展開は……!!
いつの間に妖さんのフラグ立てていたのか俺は。
……ん!?誰か忘れているような……あ!!
「鈴さんは!?」
「す、鈴殿でござるか?」
今回の騒動の元凶である鈴さんはどこに行った?
別に怒ってる訳じゃないが……気になる。
……ってあれ?元凶は妖さんじゃねーか?
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