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「……はっ!そういえば服……」
……ちゃんと服着てるな……いつの間に……ってちょっと待て!
誰だ?誰が俺に服を着させた!?
「ご主人……いい体していたでござる!」
アンタかあああああぁぁぁ!!!!!
「もしこの修行をしていたら今頃忍びの組頭に……」
「いや俺忍者になるつもりは無いんで……」
「むぅ……残念……」
「それより妖さん、鈴さんはどこに?」
前のページで言った気もしたが別にそんな事は無かったぜ!!
「鈴殿は……恐らく自分の部屋に居ると思うでござる」
「自分の部屋?」
「ご主人にとても酷い事をしたと……」
酷い事……って……オイオイ、あれは夢の話だろ。
だってお前風呂に入ってる時後ろから猫耳幼女が後ろから抱きついてきて「ご主人様ぁ♪」……いかん、鼻血が出そうだ。
「うーん……でも飛び上がった俺も悪かったしなぁ……」
いやどう見ても俺が悪いんだけどさ、無駄に飛び上がったせいでこうなったからな。
ホント無駄だ、この作品が。
『(=°ω°=)ニャーン』
お前何しに来たあああああぁぁぁ!!
「ご主人、拙者についてきてほしいでござる」
何?俺を部屋に連れ込むつもりか?
「鈴殿が言っていたでござる……死んでお詫びをする……と」
「何だって!?」
な……馬鹿な!!これくらいの事で……!!
急いで鈴さんの所へ行かないと!
「妖さん!!鈴さんの部屋を教えてください!!」
「こっちでござる!!」
さっき俺が死んでから時間が結構経っている……馬鹿な真似はするなよ鈴さん!!
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