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｢妖さん､この家は何階あるんですか?｣
｢2階でござる!!ご主人の部屋は2階になるでござる!!｣
2階……って事は5人衆の部屋はどこになるんだ……?
｢あら?ご主人様､お風呂には入られましたか?｣
あ､茜さんが居た……何でフライパンを持っているんだ……?しかも廊下に｡
｢え､えぇ……まあ一応｣
｢茜殿､鈴殿は居るでござるか?｣
あれ?妖さん部屋に居るって言っていたのに……｡
｢私が綺麗に料理いたしました♪｣
ちょっと待てえええぇぇ!!!
｢なんと!それでは今日の夕食は猫鍋でござるな!!｣
｢俺はそんなの喰いたくない!!｣
やめてくれ!鍋の中でじゃれているのはいいが……｡
｢冗談ですよご主人様♪｣
｢心臓に悪い冗談はやめてください……｣
ただでさえ鈴さんが自殺するとか言っているのだから!!
｢鈴ちゃんなら……屋根の上に居るかもしれませんね｣
屋根の上!?屋根裏じゃなくて!?
｢屋根の上から見る夜空は絶景でござる!!｣
へー……ってこんな事してる場合じゃないって!!
『(=°ω°=）ﾆｬｰﾝ』
お前は邪魔だああああぁぁ!!
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