1.【ようこそ!!にゃんにゃん荘へ!!】

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「美味しいですよ妖さん!!」 「え?そ、そうでござるか?」 「えぇ!!本当に旨い……!」 もはや言葉では表現できない程……旨かった……。 「……よかったぁ……」 「っ!!」 ……待て待て待て、ヤバい……ヤバ過ぎる……。 妖さんの今の反応……。 ええい!!気を落ち着かせなければ……俺という理性がぶっ壊れる!!もうひび入ってるけど!! もう一度俺はお茶をすする……すると襖が勢いよく開かれた!!! 「うにゃー!!何二人でイチャイチャにゃーにゃーみーみーしてるのにゃー!!!」 俺は盛大にお茶を流し込み盛大にむせた。 にゃーにゃーにゃーにゃーうるさいにゃー!! あ!! …………俺もうつったみたいだ……。 「ご、ご主人!?大丈夫でござるか!?」 「だ、大丈夫……ゴホッ!……です……」 「うにゃ?妖?毒でも盛ったかにゃ?」 「何を言うか!!拙者、ご主人を暗殺しよういう気をこれっぽっちもござらん!!」 「そ、それより……どうしたんですか?鈴さん」 「にゃ!!ご主人様の顔を見にきたにゃ!!」 「何だって!?」 暇だなオイ、猫の襲来だな。 「お待ちくだされ鈴殿!」 「うにゃ?」 「拙者も見たいでござる!!」 「んな!?」 よ……妖さんまで!? 「むー!!僕も見たいのですー!!」 「わあああああぁぁ!?」 テ、テーブルの下から出て来たぞ!?綾さんが!! 「お待ちを、私も拝見させていただきます」 「ぬお!?」 て、天井からメイド……じゃなくて茜さんが!! 忍者か!?アンタは!! 「ちょっと!!私もよ!!」 「何と!?」 今度は桜さん!!?つーかどこから来た!? ってかさっき立ち去った意味ねー!!
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