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甘い味が口に広がる
熱くて、痺れる様な甘さ
味わった事があるような味だけど何か思い出せない
けどこれだけは言える
このままこの味をずっと堪能していたい
「あ!ユーリやっと起きた~!」
目を開けたらすぐ近くにあるオレンジの瞳
俺を様子を見て安堵の息を付いているのを考えると俺はどうやら気絶してたらしいな
そう言えば魔物に後ろから襲われて力を吸われて…
それ以降の記憶が全くない
「わりぃ、油断してた」
笑って謝るとカイは笑い事じゃないと言わんばかりの顔で膨れた
それにしてもさっきの味はなんだったんだ…
病みつきになりそうな味だった
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