324人が本棚に入れています
本棚に追加
/201ページ
「副会長になって…大変そうですね」
「まーな」
何だ?何か…不のオーラが…
「…結城君‼早く行こうか」
「あっ…うん」
「それじゃ」
バタン
「…」
「弟…この学校だったのか?」
「ああ…」
羅衣…
「あまり仲良くやってないな」
「普通だ…」
本当に…?
「…」
「…白雪姫だって…」
「衣装大変だな」
「まっ…安心だな」
安心?
「あの会長が持ってるだろ?衣装ぐらい…なにせコスプレ好きなんだから」
うっ…やはり弟なんだから…会長の事も知ってるんだ
「…那巳君が…白雪姫か…どんなんかな」
想像出来るのかな?
「似合いそうだね…俺はあまりセリフないから…那巳君頑張ってね」
うっ…プレッシャーかけないでよ…
「じゃっ」
コトッ
「え~白雪姫?」
「はい…海藤様が衣装持ってるって…結城君が」
あ~確かにあるけど…
「うん…でも…白雪姫か…」
「…海藤様…」
何か…悲しそうだな…
「まっ…頑張れ…」
「はい…委員の仕事はやりますから…お願い事聞いていいですか」
うっ…そんな目するなよ…
「セリフ読み一緒にして下さいよ…副会長が…魔女役で」
「俺は?王子様か?」
「無論です」
ニコッ
「俺は…魔女みたいに…見えるのか?」
「羅衣⁉」
うそっ…本当に来た
「たまにはな…へーよく似合うな…那巳」
「…どうも」
何か…ビックリでどう反応していいかわかんないや
「瑞希‼お客様ですよ?しゃんとなさい」
志帆姉
「…はい…いらっしゃいませ…結城様」
「あっああ」
メイド服か…写メで見ても…実際見ても女に見えるな
「ご注文は何になさいますか?」
「那巳のおすすめで」
「分かりました。飲み物はよろしいですか?」
「ミルク」
はーい
最初のコメントを投稿しよう!