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そう言えば…副会長はあんなキモイとかいいつつ…コスプレ好きの会長と一緒にいるよな…何でだろう?
副会長と会長って僕が知らない事も互いに知ってるのかな?
「瑞希…」
気になるな…副会長ってよめないし…
「おーい瑞希って‼」
「…ハッ‼あっ…はい?」
「さっきから呼んでるんだけど…」
会長…
「生徒会の仕事今日はあまりないから…早く帰れるな」
あっ…今は少ないみたいだけど…劇に近づくにつれて…忙しくなるって副会長言ってたな
「その~何だ…せっかくだし俺の家でセリフ読みしないか?衣装も着て欲しい」
うわっ…お誘い来た‼
「はい…構いませんよ」
「決まりだな…じゃっ…支度したら正門で」
「はい」
「…」
早く支度しなきゃ
「那巳君…帰るの?」
「結城君…」
「君すごいね?セリフあんなに覚えたんだ」
セリフ?
「あっ…姉が練習に付き合ってくれて」
本当は会長なんだけど…昼休みも合間があったら…会長に会いに行って
「そう…姉が居るんだ?俺も兄より姉が良かったな」
姉?
「女だったら…会長は絶対近づかないのに」
少し…思った…まさかとは思うけど…結城君は…副会長が好きなのか?兄弟なのに?
でも副会長は…女が好きなんだよね?
「…」
違う…僕の心に思い当たるのは…副会長は…会長が好き?結城君は…そう思っている?
「那巳君…あまり生徒会に行くのはやめなよ?兄さんみたいに…変な感情でるよ」
ズキッときた…変な感情って何だよ?副会長は…何も…ないだろ?まさか…あるわけない…
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