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「そんじゃ、しっかり休んどけよwww」
「はい! またなんかあったらいつでも呼んでくださいよ!」
「退院したらなwww見舞いに行ってやるよwww気が向いたらwww」
「あっ、はい……気が向いたらで……」
「冗談だよwwwちゃんと行ってやるからwww」
「じゃあお見舞い品を楽しみにしてます!」
「はいはいwww」
「そろそろ行きますよ(笑)」
運転席にいる神田が声をかけてきた。
「んじゃまたなwww」
「はい! 本当にありがとうございました!」
ブーン……
……行ったか。
「俺らも帰ろうかwww」
「はい♪」
「あんたが運転しなさい。」
「へいへいwww……俺が一番疲れてんのに……」
「なんか言った?」
「いいえなんでもwwwあっ、そうだ椿ちゃんwww」
「はい?」
「今日の功労者にご褒美って訳じゃないんだけど、今日一緒に寝ようwww」
「はぁ? あんたねぇ……」
「いいですよ♪」
「えぇ!?」
「やったwwwならすぐ帰ろうwww光の速さで帰ろうwww」
「フフフ♪」
「どんな時でもこのバカップルは……」
桜っちは呆れ顔だが、ちょっと微笑んでいた。
こうして鬼高との全面戦争は、なんとか終わったのだった。
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