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結局、葵さんには他の部屋を使ってもらう事になった。
部屋の掃除した意味ねぇなwwwおまけにもう一部屋掃除するはめになっちまったし、Ｇめwwwやってくれるなwww
「これくらいでしょうか、後はシーツ等を交換して終了です(笑)」
「やれやれwww奴のおかげで仕事が増えてしまったwwwそもそも葵さんの部屋ってないのかよ？www」
「あるにはあるんですが、そちらはほとんど使われないんです(笑) あるものと言えば奥様が出先で購入した衣服等が山のように。」
「ほぼ物置状態って訳だwww」
「悪く言ってしまうとそういう事になります(笑)」
「まぁ年がら年中海外に行ってる訳だからなwww自分の部屋があっても使えないかwww」
「えぇ、そういう事です(笑)」
そういや俺の部屋どうなってんだろうな……物置みたいになってたりしてwww
いや、逆に綺麗さっぱり処分されてたりしてwwwヤバいwww急に心配になってきたwww
プラモやらマンガやら、長年隠しておいたいかがわしい本が脳裏をよぎった時だった。
Pririri……Pririri……
また誰かの携帯が鳴ってる、例によって俺の携帯ではない。つうか俺と神田しかいないわけだから、鳴ってるのは神田の携帯以外ありえない。
ピッ
「はい神田です(笑)……はい、わかりました、お迎えに参ります、では失礼します。」
ピッ
「なんだwww葵さん達着いたのか？www」
「いえ、お嬢様からです。そろそろお仕事が終わるのでお迎えを頼まれました(笑)」
「そうなのかwww葵さん達より前に椿ちゃんが帰ってくるなwww」
「奥様がお帰りになるので少し早く切り上げたのでしょう、お迎えを洋司さんにお願いしましょう(笑)」
「わかったwww行ってくるwww」
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