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「あーぁ……」
「情けねぇ声出すなよ、気ぃ抜けんだろ。」
「溜め息も出るさー。」
「はぁ……俺一休みするわ。」
「おぅ、行ってらー。」
男は立ち上がって休憩所に向かって行った。
さて、俺もさっさと区切りつけて休憩しよう。
カタカタカタ……
コッコッコッ……
俺が再び作業に集中した時、離れた所から靴音が響いてきた。
「もう休憩終わりか? 早いなー。」
「お疲れ様です、木村さん。」
「? あれ? どうしたの?」
そこにいたのは昼間の女性だった。
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