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「……木村さんは今、彼女とかいるんですか?」
「なんだい唐突にwww」
「仮に……意識してない人から告白されたらどうしますか?」
「まぁ相手によるかなwww男はノーサンキューだがwww」
「じゃあ……私が木村さんの事気になってるって言ったらどうします?」
「押し倒す。」キリッ
「………」
「なんてねwwwチキンな俺には到底」
「いいです……」
「ん?」
「木村さんになら……押し倒されてもいいです……」
「ファッ!?」
「好きなんです……木村さんの事……だから……」
ゆっくり近付く顔
「私の事……」
首に絡む細い腕
「押し倒してください……」
耳元で囁かれるいけない言葉
「ゴホン!」
不意に響く咳払い
……あれ?
驚いて咳払いが聞こえた方に顔を向けると、そこには休憩に行った男が立っていた。
「……このッ、泥棒猫ッ!」
「昼ドラか!」
ドンガラガッシャーン!
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