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りん
ふと 思い出すあの頃
小さい頃を 懐かしむように
高校生にも かかわらず
かくれんぼを したね
ブランコ 馬鹿みたいにこいで
靴飛ばしも した
ベンチに 腰掛けて
目を つぶり
日のヒカリを 浴びながら
ゆっくりと 過ごしたね
キミと オレと
二人だけの 世界だった
キーッと 鳴り響く
耳を つんざくような
あの音が ならなければ
「トキ」と いうものは
癒してくれるなんて
時として 正しく
時として 誤りである
でもさ りん
癒されなくても
前に 進まなきゃ
いけないと 思うんだ
だから オレは
新しい恋を するんだ
By 白銀 雪
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