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翌日
遥は慶太に拉致られ、最終チェックの為に教室に来ている
(……堅苦しいな、この服…)
舞「はるくん、どうかな?」
遥が自分の姿を見てると舞がメイド服を着てやってきた
(………メイド?…)
遥「………派手…」
舞「メイドはこういうものなの!」
(……よくそんなの着れるな…………俺も似たようなもんか…)
遥「……ほら準備するぞ…」
舞「……うー、納得いかない……」
2人は準備の手伝いを始めた
(………やっと終わった…)
尋「なかなかのできだね♪」
遥の隣にいた尋が言った
遥「……派手すぎだろ…」
教室は洋風でいかにもな雰囲気に仕上がっていた
尋「でもこれぐらいの方が客が集まりやすいでしょ?」
遥「……キャラじゃない…」
尋「キャラじゃなくてもちゃんとやってよ?」
尋は苦笑しながら言った
遥「……いやだ…」
尋「最初はキッチンだから頑張ってね♪」
尋はそう言うと調理場に言った
遥「………帰るか…」
遥は尋が去ったのを確認すると教室を去ろうとした
ガシッ
優「遥くんどこ行くの?キッチンはこっちだよ?」
優希は逃げようとした遥の肩をとり言った
遥「………」
優「じゃあ行こっか」
ズルズル
優希は遥を引き摺り調理場へ向かった
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