偽り-falsehood

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教室 (…………眠い…) 机に突っ伏しているのは辰城 遥彼はこの前の事故で記憶をなくしており 退院してから数日、平然を装って生活しているが…なんせ記憶喪失なため1つも容量を得れていない 今も風見教師が文化祭がどうのこうの言ってるが遥にとっては未知のもの、しかし学校行事のためヤル気が沸き上がらない次第である 風「私的には喫茶店が良いと思うんだけど?親睦会の時のみんなのカレー美味しかったし!特に辰城君のが!」 風見教師が机をパンバン叩きながら言った (………個人名を出すな………てか俺の料理ってそんなに?…) 「でも劇とかもやってみたいです!このクラス顔良いの結構いるし」 1人の生徒が立って言った 風「確かにそれも捨てがたいね………飯か劇か…ムムム」 教諭は1人唸りだした……が 風「じゃあ文化委員前でて!今から生徒主体で話し合ってもらうから!……ちなみに私は喫茶店派だよ?辰城君が個人的に料理つくってくれるなら別だけど」 (………喫茶店であってもつくらんぞ…) 教諭がそういうと尋と五十嵐が前に出てきた 尋は唯一遥に記憶がないことを知る人物であり、ことあるごとに遥に説明をいれてくれる遥曰く「一番マシな人間」なのだ
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